2024年08月14日
序言AI(人工知能)技術が私たちの生活やビジネスを大きく変革する中で、「AIエージェント」が注目されています。AIエージェントが私たちの生活にどんどん浸透している現代、その機能や役割、そして可能性について理解しておくことは、テクノロジーを活用して生活やビジネスをより良くするために重要です。今回は、AIエージェントの仕組みや特徴、種類、生成AIとの違いや活用例を解説します。1.AIエージェントとはAIエージェントは、複数のAIモデルを統合した目標達成のために自律的に行動する高度なソフトウェアシステムです。深層学習などの技術を活用することで、複雑なタスクを遂行し、人間に代わって意思決定を行うことができます。例えば、顧客からの問い合わせに自動で応答したり、商品の在庫管理を行ったり、さらには新たなビジネスチャンスを発見したりすることも可能です。AIエージェントは、生成AIの発展に伴い、より高度な機能を実現し、ビジネスの様々な場面で活用されるようになってきています。深層学習については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。2.AIエージェントの仕組みAIエージェントは、以下の4つの要素から構成されるシステムです。環境AIエージェントが活動する舞台となる場所や状況センサーAIエージェントが環境から情報を得るための「目」や「耳」のような機能意思決定メカニズムどのような行動を取るべきかを決める「脳」のような部分アクチュエーターロボットのアームやPCのキーボード操作など、実際に何かを行うための部分これらの要素が相互作用することで、AIエージェントは複雑な環境の中で、目標達成に向けて自律的に行動することができます。3.AIエージェントの特徴AIエージェントには以下のような特徴があります。自律的な実行AIエージェントは、プロジェクトの進捗状況を常に監視し、遅延が発生した際は自動的に対策を行います。また、複数のタスク間の優先順位を調整し、全体の効率を最大化することも可能です。また、顧客からの問い合わせに自動応答したり、製品の品質管理を行ったりすることができるため、人材の負担を軽減し、業務の質を向上させます。継続的な学習AIエージェントは強化学習などの手法を用いて、自身のモデルを更新し、パフォーマンスを向上させます。例えば、顧客との対話を繰り返すことで、より適切な回答を生成できるようになります。まるで人間のように経験を通して成長し、より賢くなっていく存在です。複数のエージェント連携AIエージェントは、単独だけではなくチームで働くこともできます。複数のエージェントが協力することで、より複雑な問題を解決できます。例えば、工場の生産ラインにおいて、それぞれの工程を担当し、全体として製品を完成させることが可能です。4.AIエージェントと生成AIの違い「AIエージェント」「生成AI」は、どちらも人工知能の分野で注目される技術ですが、その目的や機能は異なります。以下でAIエージェントと生成AIの違いを具体的に解説します。AIエージェント生成AI目的目標達成に向けたタスクコンテンツ生成動作原理環境からのインプット大規模なデータセット相互作用性環境と双方向にやり取り一方向の処理活用範囲汎用的な能力専門的な能力目的生成AIは、文章作成や画像生成などの様々なコンテンツを生成する技術です。一方、AIエージェントは、顧客対応や業務自動化など特定の目標達成に向けた具体的なタスクを実行します。AIエージェントは、行動が直接的にビジネス成果に結びつくため、投資対効果を測りやすいという特徴があります。動作原理生成AIは、大規模なデータセットに基づいて、確率的なモデルを用いてコンテンツを生成します。一方、AIエージェントは、環境から得られた情報を基に、強化学習などの手法を用いて、目標達成のための最適な行動を学習します。AIエージェントは、意思決定過程を可視化することで、ビジネスにおける説明責任を果たすことが可能です。相互作用性生成AIは、与えられた情報をもとに新たな情報を生み出しますが、AIエージェントは、環境からのフィードバックを受けながら、状況に合わせて自ら行動し変化に対応できます。AIエージェントの柔軟性は、動的な環境下においても自律的に学習し、適応することで、ビジネスの不確実性を低減します。活用範囲生成AIは、文章や画像といった特定のものを作り出すことに特化していますが、AIエージェントは、様々な状況に対応できるよう、幅広い能力を持っています。例えば、AIエージェントは、スマートホームの制御や工場の生産管理など、様々なタスクを同時にこなすことが可能です。5.AIエージェントの種類AIエージェントは、アーキテクチャや学習方式によって、様々な種類に分類されます。各タイプは、異なるタスクや環境に適しているため、適切なエージェントを選択することで、より効果的なAIシステムを構築することができます。以下で詳しく解説します。単純反射エージェント単純反射のAIエージェントは、ルールベースシステムとも呼ばれ、あらかじめ定義されたルールセットに基づいて動作します。過去のデータからの学習は行わず、入力された情報と一致するルールを検索して対応する出力を生成します。学習エージェント学習エージェントは、まるで人間が経験を積んで成長するように、繰り返し学習することで、どんどん賢くなっていきます。例えば、囲碁のAIは過去のプロ棋士の対局データをたくさん学習することで、人間には思いつかないような新しい手筋を編み出し、世界最強の棋士に勝つことができるようになりました。強化学習と呼ばれる手法を用いることで、試行錯誤を繰り返しながら、最適な行動を選択できるようになります。強化学習のアルゴリズムについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。モデルベース反射エージェントモデルベース反射エージェントは、人間が経験から学ぶように、過去の情報をもとに状況を判断し行動を決めます。例えば、お気に入りの音楽を沢山聴いている音楽アプリは、ユーザーの好みを学習して、ユーザーにぴったりの曲を推薦してくれるでしょう。モデルベース反射エージェントは、内部状態モデルと呼ばれる環境の状況を表すモデルを構築しており、現在の状況を予測することで、最適な行動を選択することができます。目標ベースエージェント目標ベースのエージェントは、与えられた目標を達成するために、最適な行動経路を探索します。例えば、自動運転車は「安全に目的地まで着く」という目標に向かって、周りの車の動きや信号を見て、一番安全で速いルートを選んで運転します。現在の状態や可能な行動、目標状態をモデル化し、将来の状態を予測することで、最適な行動を選択することが可能です。効用ベースエージェント効用ベースのエージェントは、目標を達成するだけでなく、最も良い結果をもたらす行動を選びます。例えば、自動掃除ロボットは、部屋をきれいにするという目標だけでなく、「できるだけ早く、効率的に静かに掃除する」といった複数の要素を考慮し、最適な掃除ルートを選びます。このように、その価値を最大化するような行動を選択可能です。階層エージェント階層エージェントは、大きな仕事を小さな仕事に分割し、それぞれを専門のチームに任せるような仕組みです。各チームは自分の仕事に集中し、全体の指揮官がチームの仕事を調整することで、大きなプロジェクトを成功させることができます。例えば、工場の生産ラインでは、部品の組み立てや検査、梱包といった作業をそれぞれ異なるロボットが担当し、全体の生産計画を管理するロボットが全体の動きを指示しています。6.AIエージェントの活用例AIエージェントは、様々な分野で新たな価値を提供しています。以下では、その中でも特に注目を集めている5つの活用例を詳しく解説します。データ分析AIエージェントは、金融機関の投資判断をサポートしています。金融データマイニングを通じて、市場の潜在的なリスクや機会を検出し、アルゴリズム取引などの高度な投資戦略の実現を支援しているのです。バーチャルアシスタント自然言語処理技術を活用したAIによるバーチャルアシスタントは、顧客との自然な対話を可能にしたチャットボットでお客様からの質問にすぐに答え、まるで人と話しているような感覚を提供します。そのため、24時間365日の対応やよりパーソナライズされた顧客サポートを提供でき、顧客エンゲージメントの向上に貢献しています。チャットボットを利用したAIによる問い合わせ業務については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。自動運転自動運転車に搭載されたAIエージェントは、周囲の状況を常に把握し、安全な運転経路を瞬時に判断します。例えば、前方の車との車間距離を保ち、歩行者を検出して回避するなど、安全運転に必要な様々なタスクを遂行することが可能です。会話型AI自然言語処理技術を活用した会話型AIは、患者の症状を正確に把握し、適切な医療機関への紹介やセルフケアに関するアドバイスを提供することが可能です。また、医療データの分析を通じて、よりパーソナライズされた医療サービスの実現に貢献しています。レコメンド生成レコメンデーションエンジンと呼ばれるAIエージェントは、機械学習を用いてユーザーの行動パターンを学習し、パーソナライズされたレコメンドを提供します。そのため、顧客体験の向上と収益性の改善が期待できるのです。例えば、ネット通販サイトや動画配信サービスでは、AIが一人ひとりの過去の購入履歴や視聴履歴を分析し、ユーザーにぴったりの商品やコンテンツを提案してくれるため、より多くの商品に興味を持ってもらい、購入につながる可能性が高まるのです。7.AIエージェントの今後の動向に注目!今回は、AIエージェントの仕組みや特徴、種類、生成AIとの違いや活用例を解説しました。AIエージェントは、企業の業務効率化や私たちの生活をより便利にするための新たな可能性を切り開いています。近い将来、AIエージェントは、私たちのビジネスパートナーとして、あるいは生活のサポート役として、不可欠な存在となるでしょう。お問い合わせご質問やご要望や商談などがございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。E-MAIL:service@itenez.com
2024年08月13日
序言McKinseyによると、生成AIを効果的に活用している10社のうち7社が、データの管理と統合に関する課題に直面しているという。企業は生成AIにさまざまな恩恵を期待しているが、コスト削減や収益向上にはどの程度貢献しているのだろうか。生成AIを効果的に活用する企業の特徴McKinseyによると、過去1年間で世界的に生成AIの導入が急激に増加したものの、生成AIを効果的に活用している企業でも、データの管理と統合に関する課題に直面する企業が70%に上るという。また、同じ業界でも、業績の高い企業と低い企業で生成AI活用の傾向が異なることが分かった。さっそく見てみよう。McKinseyが世界中の1363社を対象として実施した調査によると、少なくとも1つのビジネスにおける生成AIの使用率は、わずか10カ月の間に33%から65%に急増した。特に、マーケティングやセールス、製品およびサービスの開発で成果が出ているという。一方で、生成AIがEBIT(利払い前・税引前利益)に10%以上貢献したと評価する企業は、世界でわずか5.2%にすぎないという。McKinseyのアレックス・シングラ氏(シニアパートナー)は、「生成AIはもはや目新しいものではない。先進的な企業は、生成AIツールを現在の業務に組み込むだけでなく、生成AIやAIを分析に活用してワークフロー全体を再構築することに注力している」と声明で述べた。コンサルティング企業のCognizantによると、生成AIは2032年までに米国経済を最大で年間1兆ドル成長させ、生産性を3.5%改善する可能性がある。Cognizantは、経済調査会社のOxfordEconomicsと共同で1000の職種と1万8000の業務を分析してモデルを作成した。同調査によると、生成AIは業務の90%に影響を与え、そのうち52%は大きく影響を受けるという。職種ごとに異なる「生成AI導入の影響」Cognizantによると、生成AIが与える影響は職種ごとに異なる。米国公認会計士協会(AICPA)によると、会計業界において小規模企業は効率性を高め、データ分析を強化し、人員不足の負荷を減らすことで大企業に対する競争力を高められる。AICPAは、CPA.comと共同で作成した報告書で次のように述べた。「生成AIは、インターネットやスマートフォンと同程度に画期的だ。普及速度ははるかに速く、使い勝手も優れている。この技術は、新しく優れたビジネスモデルを構築し、コストに見合った価値を実現する」。McKinseyは「生成AIはコスト削減と収益向上に役立つ」と述べている。また、McKinseyによると、企業は生成AIを主にマーケティング戦略の支援やマーケティングのパーソナライズ化、見込み客の特定や優先順位付け、サービスや製品のデザイン作成、調査の見直し、シミュレーションやテストの迅速化に活用している。McKinseyの調査に回答した企業は、「サプライチェーンと在庫管理で5%以上の増収を達成した」と報告している。また、最大のコスト削減を達成したのは人事の領域だという。McKinseyによると、生成AIを適切に活用している企業はリスク管理やコンプライアンス、法務、戦略、企業財務、在庫やサプライチェーンの管理で生成AIを活用する傾向がある。成果が出る企業、出ない企業どこで差がつくのか?また、同じ業界の中で業績の低い企業と業績の高い企業を比較すると、会計書類の処理やリスク評価、販売促進、価格設定、研究開発に生成AIを活用する傾向が3倍以上高いという。企業は生成AIに関連する幾つかのリスクを認識しており、その中には不正確さやバイアス、データプライバシーの漏えい、知的財産権の侵害が含まれている。McKinseyによると、ハイパフォーマーと評価されている企業は、他の企業と比較して、サイバーセキュリティや個人のプライバシー、説明可能性、知的財産権の侵害などの生成AIによる負の影響を経験している傾向が高かった。ハイパフォーマーと評価されている企業の70%は、データガバナンスの確立やAIモデルへの迅速なデータ統合、十分なトレーニングデータの収集といった課題に直面している。McKinseyのブライス・ホール氏(アソシエイトパートナー)は、声明の中で「競争優位性は、ソリューションを幅広く革新し、大規模に展開および改善するための組織的かつ技術的な能力を構築することから生まれる。つまり、分散型デジタルとAIイノベーションに合わせてビジネスを再構築することが重要だ」と述べた。お問い合わせご質問やご要望や商談などがございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。E-MAIL:service@itenez.com
2024年08月13日
序言物流センターにおける事務作業時間を増やす要因の1つに伝票処理があります。センター内では、さまざまな伝票を取り扱っており、その対応が現場の負荷になっています。この伝票処理を自動化するためのツールとして注目されるのが「RPA(ロボティクスプロセスオートメーション)」です。今回は、物流センターの伝票処理におけるRPAを使った自動化について説明します。物流現場では、ピッキングなどの作業はもとより、一連の事務作業が発生しています。受発注データを元に注文書やピッキングリストを印刷し、そのリストを元にピッキング作業を実施。そのうえで出荷案内書を発行して商品と照合し、送り状を発行するなどです。そこには、さまざまな種類・形式の伝票が存在します。結果、多くの物流企業が、受注情報のデータ入力や、注文の確認・通知、出荷依頼書や納品書の発行、配送指示など、手入力による定型事務作業に追われています。なかでも発注書のメール送信や運用システムへの登録は時間がかかる作業です。繰り返す定型業務の効率化には「業務の標準化」が前提にこうした定型事務作業の効率を高めるためのツールの1つとして期待されるのが「RPA(ロボティクスプロセスオートメーション)」です。RPAは、「事前に決められた手順を自動化する仕組み」であり、人間の作業者などに代わって、単調で膨大な量に及ぶ作業であっても定められた手順を自動的に実行します。その手順は、RPA専用ソフトウェアを用いれば、プログラミングやITに関する専門的知識を持たない担当者が作成できます。クラウド型RPAツールなら初期投資を抑えられます。RPAの導入により、単調なデータ入力や修正・更新、各種帳票の作成など、反復的な定型業務の自動化・省力化が期待できます。導入効果は、対象業務が、「繰り返す定型業務でありながら作業ミスが発生しやすい」場合に、より大きくなると考えられます。ただし、ルーチン業務をこなすというRPAの特性を考えれば、業務の標準化は必須条件です。対象業務には、データの検索や、集計、加工、登録、報告などが挙げられます。在庫管理・棚卸における最新状況へのリアルタイム更新などへの適用も可能です。荷主が運用管理する販売管理システムなどとの配送指示や実績データなどの交換用途にも対応できます。物流センターのWMS(倉庫管理システム)から入出荷の日時・スケジュール、問い合わせ番号、該当する運送会社などを抽出し、荷主側のシステムにアップロードします(図1)。出荷実績や在庫情報などのバックアップ作成もRPA導入で省人化が図れます。図1:RPA(ロボティクスプロセスオートメーション)によるWMS(倉庫管理システム)との連携例24時間体制で夜間にデータ処理を実施している物流センターでは最近、人手不足などから夜間スタッフを昼間業務に割当てる必要が出てきています。その際、注文データに基づく出荷依頼の取り込み処理や、帳票印刷、出荷準備といった一連の流れをRPAに任せれば、夜間スタッフを昼間業務にシフトできます。人員配置の刷新によりランニングコストを20~30%以上削減できるとも考えられています。例えば物流企業のA社は、営業時間外に受発注処理を実施するために夜間スタッフを配置して対応してきました。しかし、夜間スタッフの負担は重く、改善の必要性を感じていました。そこで、RPAを導入し夜間作業の自動化を進めた結果、夜間スタッフの労働負担の軽減だけでなく、人手が足りない昼間業務に回すことで、労働力の有効活用さらには作業効率化を実現できました。RPAとAI技術の連携が、さらなる自動化を可能に近年は事務処理にAI(人工知能)技術を活用する動きが高まっています。RPAツールにも最近はAI技術を取り組む動きが出ています。元々のRPAは、機械学習などにより学習していくことはなく、プログラムが状況の変化に自律的に対応することはありません。そこで、データ取得などの旧来のRPAの領域に、AI技術を加味することで自律的なオペレーションにつなげていくのです(図2)。図2:RPAとAI技術の連携により自律化を図る例えば、アルバイトやパートなど作業者のシフト管理は、人数が増えれば増えるほど、それぞれの勤務時間などの都合を配慮しなければならず、シフト作成担当者は、より多くの時間を割かなければなりません。近年は特に、労働力が多様化し、高齢者や女性、外国人など、これまでは作業に従事してこなかった人材が、土日・祝祭日や短時間勤務、あるいはイレギュラーな勤務時間でのシフトを希望するケースが増えています。複雑化する一方のシフト管理に、手作業ではなく、AI技術を使って対応するわけです。在庫のロケーション管理でも、出荷頻度や作業動線などから、最適な物品の保管場所や最短の経路に作業順路の提案などにAI技術が導入されるようになってきています。さらに今後は、量子コンピューティングの活用が期待されています。次世代コンピューティングの最有力選択肢とされる量子コンピューターが持つ、より高速な計算能力により、シミュレーションによる物流の最適化が現実味を帯びてきているのです。例えば調達物流において、サプライヤー数が数百を超え、複数カ所のパーツセンターを経由して、50~100カ所の工場に納品するとすれば、輸配送ルートの組み合わせは数百万にもなります。そのうえでトラック総数や総走行距離数、仕分け作業分類などを含めて物流コストの最適化を図ろうとすれば、計算には莫大な時間がかかります。そこに量子コンピューティングを利用すれば、計算速度とシミュレーション精度の向上が図れます。既に量子コンピューティングを使ったシミュレーションにより、トータル物流コストを2~5%程度削減できるという試算を弾き出している企業もあります。定型業務の自動化は「完全自動化への入口」このようにみれば、RPAは「完全自動化への入口」だとも言えます。定型業務をRPAを使って自動化されている現場は、AI技術を導入するうえで極めて好都合な環境とも考えられるからです。来るべき、量子コンピューターや6G(第6世代移動通信システム)時代には、望むべき業務達成目標を入力すれば、AI技術が達成までのプロセスを自動生成するようになると考えられています。RPAにより定型的な事務処理の効率化・自動化が実現できて入れば、将来的なAI連携によって、自動化を自律的に展開していく、すなわち「システムが自ら考えて、最適な事務処理を実行する」方向に進んでいくという可能性が見えてきます。お問い合わせご質問やご要望や商談などがございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。E-MAIL:service@itenez.com
2024年07月15日
TENEZは2023年に個人向けの無料生成AIチャットサービス「ChatMaruko」(中国語名前:小丸子機器人)を発表。昨年に続きは2024年には、企業向けの生成AI管理プラットフォーム「ChatMaruko」企業版の提供を開始しました。「ChatMaruko」企業版には、下記の機能が備わっています:①オンプレミス導入でセキュリティ確保;②国内と海外の数十の生成AIモデルと連携:GPT-4・LLAMA3・文心一言など;③5分間で社内のナレッジマネジメントシステムを構築;④業務のワークフローの設計・編集・実行;⑤生成AIエージェント開発:人間との自然対話を通じて業務タスクを実行:会議室の予約や材料の在庫量の検索と返事など。■お問い合わせご内容についてご質問がございましたら、下記までご遠慮なくお問い合わせください。E-MAIL:service@itenez.com
2023年06月25日
テネス、6月26日にVPNなしで中国でアクセスできるChatGPTサービス「Maruko」(中国語名前:小丸子機器人)を発表しました。ChatGPTとは、2022年11月に米国のOpenAIがリリースしたAIチャットサービスです。リリースから5日間で100万人、2ヶ月間で1億人のユーザーを獲得しており、急速に注目を集めているサービスであるといえます。しかし、中国アクセス制限のため、OpenAIのChatGPTサービスを直接利用できません。「Maruko」チャットボットはOpenAIの機能を利用してWeChatの公式アカウントの対話形式でアクセスされるチャットサービスです。現在は「Maruko」チャットボットは無料で公開されてます。いつから有料になるかはまだ未定です。「Maruko」チャットボットは小説、脚本、社内レポート、記事、ブログ、詩、物語、スピーチなどのテキストを作成できます。それ以外は質疑応答、テキストの校正と翻訳、テキストの要約なども可能です。ChatGPTはテキスト生成AIツールですので、多くの会社も徐々にChatGPTの調査を検討し始め、社員の生産性を高めるために社内で使用しようと試みている。テネスは2018年からRPA業務自動化ロボットのコンサルティング、提案、設計、開発、テスト、リリース、定着までの業務自動化ワンストップサービスを提供してます。これからテネスはRPA+ChatGPT+AI-OCRなどの技術を組み合わせてより多くの自動化シーンを発掘し、顧客により効率的でより先進的でより多くのシーンの業務自動化ソリューションを提供します。■「Maruko」チャットボットアクセス方法:1.WeChatで「ChatMaruko」もしくは「小丸子机器人」を検索して、「小丸子机器人」という公式アカウントをフォローしてください。下のQRコードをスキャンしてフォローしてもOKです。2.「メッセージ」ボタンを押して、会話内容を入力して、送信してください。■お問い合わせ「Maruko」チャットボットについてのご質問やご要望や商談などがございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。E-MAIL:service@itenez.com
2023年05月10日
中国は、経済成長と技術革新に注力し、今や世界のトップ経済大国の1つとなりました。中国は、特にデジタル技術分野において驚異的な進歩を遂げており、世界中のビジネスに影響を与えています。しかし、2023年は中国経済にとって重要な年です。経済成長率の持続可能性や「共同富裕」政策の影響など、様々な課題に直面しています。また、世界的に広がった新型コロナウイルス感染症の影響も大きく、経済への影響も深刻でした。このような状況下で、中国が直面する課題と今後の展望を考えることは非常に重要です。2023年「ChatGPT」に代表される対話型AI(人工知能)の進化は、あらゆる産業に大きな影響をもたらすと考えられている。本セミナーでは、中国のマクロ経済およびデジタル経済の最新動向について解説するとともに、ChatGPTがもたらす業務自動化の影響や今後の展望についてご紹介いたします。お申し込みはこちら開催概要■開催日時:2023年5月18日(木)CST15:00~17:00(JST16:00~18:00)■開催形式:オンラインストリーミング配信■定 員:300名まで(事前申込制)■参加 費:無料■講演言語:日本語■主 催:テネス天陳■参加对象:·2023年に中国へ赴任した駐在員·中国における日系企業の総経理·副総経理·管理部·経営企画部の管理職·中国ビジネスに興味がある方·最新のデジタル技術「ChatGPT」に興味がある方※本セミナーは視聴対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、視聴対象者以外の方や協賛企業と競合の方などお申込みはご遠慮いただいております。プログラム中国のマクロ経済及びデジタル経済の現状とこれからの展望〜経済とChatGPTの視点で中国を知る〜■15:00-15:05司会プログラムの説明■15:05-16:00基調講演中国のマクロ経済及びデジタル経済の今と展望講演者:久保 和貴 氏■16:00-17:00 ChatGPTがもたらす業務自動化の利用と影響講演者:王 林路 氏岡三證券股份有限公司上海代表處代表久保 和貴 東京大学経済学部卒業後、大手生命保険会社へ入社し海外経済のリサーチに従事。2015年4月から2017年3月まで内閣府へ出向、月例経済報告や世界経済の潮流(旧:世界経済白書)の執筆を担当。2019年9月に岡三証券入社。2023年3月より上海駐在。テネス 総経理王林路2016年1月上海にてTENEZを立ち上げ。創業以前は住友商事グループIT事業会社SCSK東京本社の社員として東京及び大阪にて勤務。ERP/BIソフトウェア開発、システムアーキテクチャ構築、システム運営管理、PMなどのIT業務経験を有し、ITIL、SAPBIビジネスインテリジェンス、SAPHANAビッグデータなど国際技術コンサルタント資格を受けている。復旦大学電子工学専攻修士卒業。視聴方法1.事前申し込み:申し込みボタンをクリックし情報を記入して提出してください。承認されると、視聴URLが記載されるメールを届けます。2.当日視聴方法:申込み成功のメールが届いたら、当日にPC端末や携帯からご視聴してください。お申し込みはこちら
2023年02月14日
近年、生産年齢人口の減少に伴う働き方改革の推進など、社会的背景の影響もあり、RPA(RoboticProcessAutomation)が注目されています。導入事例は着実に増加傾向にあり、日本国内企業のRPA導入状況は85%という結果が出ています。業界や企業規模を問わず、RPAを活用する企業が増えており、その有用性が明らかになり始めている状況です。ロボットによる業務を自動化し、「効率化」を図るRPAですが、その効果を得るためには導入後の運用管理が欠かせません。しかし、RPAロボットの運用が思ったより複雑だとよく言われています。RPAロボット運用の複雑さを解決するため、テネス天陳が「ITILforRPA™」というコンセプトを提唱して発表しました。「ITIL」は、ITサービスマネジメントの“ベストプラクティス”と呼ばれる『成功事例』をまとめており、ITサービスマネジメントを行ううえで重要なものです。ITILを上手に導入することができれば、ITサービスを効率的に運営しながら、問題(インシデント)の発生も抑えられるはずです。ITILforRPA™は、RPAロボット運用管理のベストプラクティスを集めたフレームワークです。ITILforRPA™のサービスサポートは7つの運用プロセス「サービスデスク」「インシデント管理」「問題管理」「構成管理」「変更管理」「リリース管理」「計画管理」があります。今後7つの運用プロセスの詳細を続々とご紹介します。
2023年02月10日
執筆:免色渉2022年11月にOpenAIという企業がリリースしたChatGPTは、その高度な技術から瞬く間に注目を集め、既に日本でもかなり話題になっています。今回の記事では、そんな『ChatGPT』を様々な観点から徹底解説していきます。まず、以下のグラフを御覧ください。これは現在世界中に普及しているサービスが最初にユーザー数が100万人を突破するまで何日かかったかをまとめています。読者の皆様の中に、このグラフに記載されているサービスを全く使ったことがないという方はおそらくほぼいないでしょう。それほどの普及度を誇るサービスでも、100万人ユーザー獲得に数ヶ月を要しています。しかし、2022年11月にリリースされたChatGPTは、なんと5日という異次元のスピードでそれを達成しています。また、ChatGPTは2023年2月7日現在、リリースから2ヶ月あまりで全世界ユーザー1億人を突破しました。これは今までリリースされてきたサービスでダントツの最速だそうです。この事実からもわかるように、ChatGPTの革新性は誰の目にも明らかです。次の章で具体的にどんなことができるのか紹介していきます。丸め誤差によって合計が100%にならない場合があるため、ご了承いただきたい。目次・ChatGPTにできること・ChatGPTが高度な解答を生成する仕組み・ChatGPTが検索エンジンに導入されることで起こること・ChatGPTだけじゃない!高性能AI3選 ・AI-OCR ・RPA ・Midjourney・まとめChatGPTにできること1.対人のような会話ChatGPTは、まるで生身の人間を相手にしているようなリアルな会話文を生成することができます。今回は仕事終わりとGoogleの入社面接という2つのシチュエーションを試してみました。ChatGPTに日本橋のおすすめ焼き鳥居酒屋を聞いてみましたこのように問いかけると、特になにも指定しなくても、流暢な日本語で、正確な店名まで教えてくれます。また注目してほしいのは、「ごめん!言い忘れてた!~」以降のChatGPTの回答です。こちらからは特に日本橋とは指定していないにも関わらず、文脈からまだ前回の会話の続きを話していると読み取って、続けて日本橋の焼き鳥居酒屋を紹介してくれています。と、ここで感心するわけにはいきませんでした。味覚を持たないChatGPTがおすすめするお店が一体どんなお店なのか調べてみたところ、一番目の『鳥貴族』以外実在しない店舗だったのです。こんなにも各店舗の特徴から日本橋駅からの時間まで自信満々に記述しているにも関わらず、ほとんど架空のものだったとは驚かざるを得ません。このことを踏まえると、ChatGPTはたしかに便利なものの、ファクトチェックはかかせないようです。続いて、Googleの入社面接という設定でChatGPTに問いかけてみます。ChatGPTにGoogleの入社面接という設定で質問してみましたこのような高度な論理性や知識が求められる採用面接型の会話でも、上記のようにまずまずな会話をすることができます。ただ、「Googleのミッション」は大義には合っているものの、Googleが掲げているものとは異なるので、やはりChatGPTは必ずしも正確というわけではないようです。2.表計算ソフトの関数やプログラミング言語の記述ChatGPTでできるのは、会話だけではありません。なんと、ExcelやGoogleスプレッドシートといった表計算ソフトの関数でも、こちらがお願いしたことを忠実に実行する関数を書いてくれます。ChatGPTに日本の47都道府県のうち、漢字表記で4文字以上になるものを抽出するGoogleスプレッドシートの関数を書かせてみましたこのように、ChatGPTが示した解答をコピペして入力してみます。漢字表記が4文字以上となる県を抽出できましたこのように、コピペで使える正確な関数を記述してくれちゃいます。加えてHTMLなどの基礎的な言語からPythonまで、ベースとなるコードを記述させることも可能です。また、GoogleスプレッドシートでChatGPTを使うには、上記の方法以外にもChatGPTforGoogleというChrome(firefoxにも対応)の拡張機能を追加するという方法があります。これを使うと、以下の画像のように直接Googleスプレッドシートの中で『GPT関数』という関数を使って様々な情報の入力を自動化できます。ここでは、A列に入力した歴史上の人物の解説をB列以降に自動入力するというGPT関数を組んでいます。このGPT関数の使い方については少々複雑なのと解説画像が多いため、PDFで配布しています。必要な方は下記の赤いボタンからダウンロードしてみてください!3.小説、脚本を書くことができるプログラミング言語や表計算の関数はまだ、論理的な仕組みによって成り立っているため、100歩譲って最新のAIが代行できると聞いてもすんなり受け入れられるかもしれません。しかしこのChatGPTは、web上にテキストの情報があるものであれば何でもそこから学習して問いに答えてくれる、もしくは創り出してくれます。試しに条件を与えて、『小説を書いてください』と入力してみましょう。ChatGPTに1980年代、東ドイツ、23歳の大学生ジョンという条件で小説を書かせてみましたすると、このようにとてもありきたりなストーリーではありますが物語の大枠を記述してくれます。ChatGPTがリリースされた半年前には絵画を創造してくれる『Midjourney』がリリースされたことを踏まえると、現在はまさにAIの開発ラッシュの真っ只中にいると言っていいでしょう。また、このChatGPTは維持費の問題から有料化の動きがあるものの、2023年1月現在、だれでも無料で使うことができます。次の章で、具体的な利用方法について解説していきます。ChatGPTが高度な解答を生成する仕組みこのテーマは専門的に深く解説しようとする膨大な文量になってしまいそうなのでざっくり簡単に、ITにそれほど詳しくない人でもわかるように解説していきたいと思います。まず、大枠を話すと、ChatGPTはweb上にあるテキストデータを分析して、そこから質問に対する解答を作成しています。例えるなら、テストに出てくる問題(=私達が与えるタスク)に、教科書を見ながら解答するという感じです。ChatGPTは、私達が出すタスクに、webという膨大な教科書を見ながら解答しているのです。しかし、筆者自身もAI技術に精通しているわけではないので、一応ChatGPTにその仕組みを質問してみたところ、以下のような答えが返ってきました。以下引用from ChatGPT「ChatGPTは、人間のテキストを学習し、それに基づいて新しいテキストを生成する人工知能モデルです。それは、大量のテキストデータを使用して学習し、それに基づいて新しい文章を生成するために、深層学習のアルゴリズムを使用します。具体的には、ChatGPTは、「Transformer」と呼ばれる技術を使用して、言語のパターンを学習します。これは、言語の中で単語がどのように相互関係にあるかを理解するために、大量のテキストデータを分析します。そして、これらの学習結果を使用して、新しい文章を生成します。』ChatGPTが検索エンジンに導入されることで起こること結論簡単にいうと、Microsoft社はChatGPTというカードを切ってGoogleに独占されている検索エンジンシェアを奪取しようとしているようです。ChatGPTはGoogle検索に勝てるのか以上で解説してきたように、ChatGPTは条件さえ整えばかなりの威力を発揮します。そのことから、ChatGPTを開発したOpenAIに多額の出資をしてきたMicrosoft社は、当社が所有及び運営する検索エンジン『Bing』になんらかの形で搭載することを検討しているようです。既にGoogleChromeでは拡張機能で検索ワードをChatGPTに入力した場合の解答も表示できるものがありますが、Microsoft社がより高度な導入を行えば、現在検索エンジンの世界の世界シェアで9割以上を誇るGoogleの地位が揺らぐときが来るかもしれません。事実、Google幹部はChatGPTの登場を見て社内に「Code:red(非常事態)」を宣言したとの報道がありました。 実際にどのような形で導入されるかはまだわからないものの、今まで何度も革新的なサービスを生み出してきたMicrosoft社とだけあって、期待は大きいですよね。Googleは既にChatGPTの対抗馬を開発中?とはいえ、そのGoogleも出資する企業からChatGPTの対抗馬になり得る超高性能AIを来年にも公開予定であり、その性能はChatGPTの3倍にもなるとの声もあります。このような超ハイペースのAI開発競争を見ていると、既存の価値観が音を立てて崩れていくのを目の当たりにしているような気がしてしまいます。ChatGPTだけじゃない!高性能AI3選ChatGPT以外にも、以前から起業ログで紹介している高精度なAIを紹介していきます。既にSaaSとして製品化され、様々な企業に導入されているものもあるので是非チェックしてみてください。(クリックすると起業ログの別記事に遷移します)AI-OCROCR(OpticalCharacterReader)とは、文書のテキスト部分を文字情報として抜き出しデータとして活用する技術です。紙の文書や手書き資料をスキャンし、その画像データからテキストデータを抜き出します。その中でもAI-OCRとは、テキストデータを抜き出す際の処理にAI技術を活用し、より精巧・正確に処理を行えるOCRシステムです。AI-OCRは従来のOCRよりも文字認識率が高い、異なるフォーマットへの流用が簡単などのメリットがあります。これまでの紙媒体の帳簿データをデジタル化できるため、幅広いシーンで活用されています。AI-OCRは、AI-OpticalCharacterReaderの略で、AIを使って電子化された文章から手テキストを読み取ることができるサービスです。もともとOCRというサービスは存在しましたが、AIを導入して精度が向上しているため、最近導入する企業が急増しています。RPARPAとは、「RoboticProcessAutomation」(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略で、簡単に言うとPCを使った単純作業や定型業務を自動化する技術のことです。RPAにこれまで人が行っていた規則的な処理手順を登録すると、複数のシステムやアプリケーションにまたがる作業も品質を保ちながら瞬時に実行が可能です。日本では、2016年ごろから注目されはじめ、現在は大企業を中心に導入が進んでいます。人材不足や働き方改革で、事務作業や定型業務の自動化のため、近年導入する企業が増え益々注目されている「RPA」。この記事では、RPAの基礎知識と、導入のメリット、具体的に置き換えられる業務や導入事例、その他の自動化ツールとの違いを徹底解説していきます!MidjourneyMidjourney(ミッドジャーニー)とは、キーワードに合った画像を自動生成してくれるサービスです。SNSでも話題を集め、人気が高まっていますが、その凄さと人気の理由を下記の記事で解説しています。Midjourneyとは?話題の画像生成AIの使い方・初心者向けのコツも徹底解説!Twitterにも連日多数の作品が投稿され「神絵が描ける!」「イラストレーターの仕事が無くなる!?」など大盛り上がりです。この記事では、Midjourneyの始め方・使い方・上手く描くコツなどを徹底解説。また、初心者には難しく感じる英語でのキーワードの書き方、気になる商用利用の規約、注意点や困ったときの解決法もわかりやすく紹介します。自分もカッコイイ絵を描いてみたいけれどうまく使えない...とお悩みの方も、ぜひご参考ください。まとめいかがでしたか?この記事ではChatGPTの概要や使い方について解説しましたが、もっとニッチな使いかたや面白い使い方を知りたい方はツイッターで検索すると、面白い使いかたをしている人がたくさんいるので是非チェックしてみてください。出典:https://kigyolog.com/article.php?id=1758
2023年02月10日
ここ数年でエンタープライズITとしての地位を確立したRPA(RoboticProcessAutomation)。近年、RPAの開発や管理、実行に関する基本機能は汎用(はんよう)化しつつあり、周辺機能も拡張されている。機能追加には幾つかの方向性があり、自動化の範囲を拡大するためのAPI連携やAI技術にまつわる機能、プロセス可視化のためのプロセスマイニングやタスクマイニング機能、自動化環境の利便性を高めるための機能などに分類できる。これらについて、企業のユーザーはどの程度期待を寄せているのか。 RPA活用の現在地を探るために、キーマンズネットは「業務自動化に関する意識調査2022年」と題してアンケート調査を実施した(期間:2022年9月14日~10月17日、有効回答数:518件)。本連載は、全7回にわたってアンケート調査から得られた結果を基に活用状況と課題、発生したトラブルなどを紹介する。なお、グラフで使用している数値は、丸め誤差によって合計が100%にならない場合があるため、ご了承いただきたい。■目次・RPA活用は加速か失速か 大規模調査から読み取る業務自動化ニーズの変化・RPAが個別最適に陥る本当の理由・コロナ禍のテレワークでRPAを使うとどんな問題が起きる?RPA製品の選定ポイント、ある項目が急浮上 まず、RPA製品を選定する際に重視するポイントについて聞いた。「コストが安い」(71.2%)がトップに上がり、「UIが日本語で分かりやすい」(57.1%)、「ベンダーのサポートが手厚い」(43.1%)が上位に上がった(図1)。 1位と2位は2021年の調査と同様の結果だったが、「ベンダーのサポートが手厚い」に関しては、7位から3位に浮上した。RPAの導入は、検討フェーズから拡大フェーズに至るまで、さまざまなつまずきポイントを解消する必要がある。特に近年は全社業務を横断的にデジタル化、効率化するデジタライゼーションの一手段としてRPAを位置付ける企業も増えているが、長期的なプロジェクトを成功させるためには技術的な知見だけでなく、組織体制や人材教育といったソフト面でもノウハウが求められる。多くのユーザー企業を抱え、さまざまな観点でサポートを受けられることがベンダーの選定ポイントになっているようだ。RPAと連携させたい機能 全社的なプロセス改革がトレンドの今、ベンダーもRPAの大規模な活用を想定した機能を拡充し、サードパーティー製品との連携強化を進めている。一方、それらの機能はユーザーにも重宝されているのだろうか。 RPAと連携している、または連携させたい技術を聞いたところ、「AI-OCRや画像認識AIを組み合わせた自動文字認識とデータ入出力」(35.5%)、「ノーコード/ローコードによるアプリ開発ツール」(34.2%)、「RPAのシナリオに対するテストの自動化、効率化」(29.7%)が上位に上がった。 AI-OCRや画像認識AIを組み合わせた自動文字認識については、RPAブーム初期から「連携させたい技術」として人気だ。紙やPDFのテキスト情報をRPAが扱える形式で抽出することで、自動化の範囲を一段階拡大できる。 ノーコード/ローコードによるアプリ開発ツールについては、2022年の調査から新たに加えた項目だが、初登場で2位にランクインした。RPAは費用対効果の問題からシステム化に適しておらず、定型的な業務の自動化に用いられることが多いが、ノーコード/ローコード開発ツールは、システム化できない非定型業務領域に貢献すると言われている。 RPAのシナリオに対するテストの自動化、効率化という項目は、近年RPAベンダーが特に力を入れている領域で、2021年の調査では1位だった。RPAのシナリオをテストする際は、テストデータの作成や、複数の分岐パターンのテストにかかる工数が問題になっている。ユーザー企業においては、これらの負担を削減する機能が注目を集めているようだ。RPAで自動化したい業務は? 最後に、RPAについて「興味はある」「検討中」「トライアル実施中」「トライアル完了」「本格展開中」「本格展開完了」と回答した人を対象に、「RPAを導入したら適用したい業務は何か」を聞いた結果を紹介しよう。 1位は「ワークフローの自動実行」(46.5%)、2位は「集計レポート制作」(41.9%)、3位は「社内システム向けの巡回、定型データ収集」(33.2%)、4位は「定型メールの送信」(31.5%)、5位は「Webサイトなどの巡回、定型データ収集」(29.9%)だった(図3)。5つの項目のうち3つは2021年の調査でもランクインしていた。 出典:https://kn.itmedia.co.jp/kn/articles/2212/15/news032.html
2023年02月09日
RPA業務ロボットを導入する企業が増えており、会社の同僚の一員としてロボットの存在感が増している。多くのホワイトカラーが自分の仕事がロボットに取って代わられているのではないかと心配し始めている。人事部門としては、ロボットが会社の人事や組織構造に与える影響も考慮せざるを得ない。本セミナーでは、「2023年 社内業務ロボットの増加により企業人事制度の变革」をテーマとして、HR領域の専門家が業務ロボットの導入にまつわる人事課題と対応策を解説します。お申し込みはこちら開催概要■開催日時:2023年2月21日(火)CST15:00~16:00JST16:00~17:00■開催形式:オンラインストリーミング配信■定 員:1000名まで(事前申込制)■参加 費:無料■講演言語:中国語■主 催:テネス天陳■参加对象:①総経理・副総経理もしくは企画管理部・IT部・人事部管理職と担当者の方など②DXやRPAに取り組もうとされている責任者/ご担当者様③RPAロボットを運用している責任者/ご担当者様※本セミナーは視聴対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、視聴対象者以外の方や協賛企業と競合の方などお申込みはご遠慮いただいております。プログラム2023年社内業務ロボットの増加により企業人事制度の变革~業務ロボットの導入にまつわる人事課題と対応策~上海杉達学院教授、南通大学 副教授上海強格楽管理諮詢有限公司 総経理繆申【略歴】1968年生まれ。1991年、上海外国語大学日本語学部国際貿易科卒業、経済学学士学位取得、上海財経大学MBA取得。上海市政府が認定したシニアコンサルタント資格を取得。日系メーカーの企業管理の経験を踏まえ、日系大手総合商社、サービス業の人事マネージャーとして、人事管理の現場で日々の人事・労務問題への対応ノウハウを蓄積。その後、日系大手コンサルティング会社の人事コンサルタントとして、10数年に及ぶ企業の人事労務の現場での実務経験を踏まえたコンサルティングに従事。現在、弊社のシニアコンサルタントとして、中国における労働法律・法規への熟知、長年にわたる実務経験を踏まえ、企業の実情に合致し、カスタマイズした人事・労務コンサルティングのサービスを提供している。視聴方法1.事前申し込み:申し込みボタンをクリックし情報を記入して提出してください。等后台48小时审核后会以邮件形式通知您讲座参加方式。2.当日視聴方法:申込み成功のメールが届いたら、当日にPC端末や携帯からご視聴してください。お申し込みはこちら
2022年11月02日
目次・はじめに・中国のデジタル化はなぜ発展できたのか ・中国のデジタル化推進のための政策 ・国家情報化発展戦略の概要・長期的なデジタル化政策推進の結果 ・インターネット・モバイル利用者が増加 ・デジタル経済規模の増加・まとめはじめに今の時代、経済発展とデジタル化はとても大きく関係します。中国はこれまで20数年と長期的に国全体を挙げてデジタル化に力を注いできました。今では、世界でトップレベルのデジタル化を実現しています。今日は、中国がどのようにして「デジタル大国」となったか、その背景を見ていきましょう。中国のデジタル化はなぜ発展できたのか中国のデジタル化推進のための政策中国はデジタル化推進のための明確な計画を5カ年計画や分野特化型発展戦略を通して推し進めてきました。1982年に、国家ハイテク研究発展計画が始まりました。1990年には国家情報化「九五規画」と2010年までの長期ビジョンを打ちだしました。2006年に「国家情報化発展戦略」が考えられ、2014年にはその概要が決まります。2017年はAI(人工知能)の発展計画、2020年は新型インフラ建設構想と2035年までの長期目標が掲げられています。国家情報化発展戦略の概要2006年に出された「2006-2020年国家情報化発展戦略」で、2020年までの基本的な目標として掲げられたのは、・総合的な情報インフラの普及と整備・電子政府の推進・デジタルディバイド(情報格差)の縮小・人材育成と競争力向上などです。この計画をきっかけに、ネットインフラが整備され、インターネット利用者が劇的に増加しました。また、人材育成と優秀な人材確保に力を入れるようになり、海外留学で帰国した人たちがIT企業や研究機関でなどで活躍できるようになりました。長期的なデジタル化政策推進の結果インターネット・モバイル利用者が増加参照:野村総合研究所資料中国のデジタル化政策により、インターネットとモバイルの利用者数が飛躍的に大きく増えました。このグラフを見ると、2007年は約2億だったインターネット人口(紺色の棒線)は2020年12月には10億近くに、5000万に満たないぐらいだったモバイルインターネット人口(グレーの棒線)はほぼインターネット人口と同じく10億近くにまで増加しています。2020年12月現在、インターネット人口にモバイルインターネット人口がほぼ追いついており、ネット人口に占めるモバイルインターネット人口の割合(青の折れ線)を見ると99.7%となっていることからも、インターネットを利用する人のほとんどはモバイル端末からもアクセスしていることが分かります。特に新型コロナウィルス感染症の影響もあったからか、2019年6月から2020年12月でインターネット人口とモバイルインターネット人口ともに1億以上増加しており、過去で最も増加幅が大きくなっています。また、2007年にはインターネット人口が約2億、モバイルインターネット人口に至っては5000万に満たないぐらいでしたが、わずか約13年でインターネット人口約5倍、モバイルインターネット人口に至っては約20倍ほど増加しています。この驚異的な増加率、増加数は、中国の長期的なデジタル化政策推進の結果にほかなりません。デジタル経済規模の増加参照:野村総合研究所資料このグラフで一目瞭然ですが、2002年から2019年までの約20年間の変化は非常に大きいです。2019年のデジタル経済規模は、358,402億元(約573兆円/1元16円換算)にまで達しました。これは2019年のGDPの36.2%を占めています。約20年の間に、金額規模で約30倍、GDP比で約3.5倍もの成長を遂げました。これは驚異的な数字です。まとめ今回は、中国が「デジタル大国」になった背景と、長期的なデジタル化政策の推進がもたらした結果を見てきました。中国は、デジタル化推進計画を明確に打ち出し、長期的に、また着実に進めてきました。中国のこれまでの経済発展とデジタル改革を見ると、ネットインフラの充実や、優秀な人材確保が重要課題であることが分かります。日本もデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進しています。DXの定義である「ITの浸透が、私たちの生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」、そのような未来に期待したいものです。
2022年10月13日
RPA(RoboticsProcessAutomation)とは、人がコンピュータ上で行っている定型の作業を、システム(通称ロボット)で自動化すること。業種や業務に関わらず、様々なパターンのロボットを作成することができ、作業時間の短縮、ヒューマンエラー削減などの生産性向上が期待できる。RPAの主な特長として以下の3つがあげられる。01簡単に作成・修正可能一からのシステム構築が不要で、ユーザー自身が簡単にロボットを作成、修正できる。例えば伝票入力の場合「新しい伝票に変更」「項目の追加」など、変更が必要なケースが発生しても、ューザーがすぐに修正可能。柔軟かっ迅速に対応できる。02業務対応の幅広さ導入前社内外のシステムに横断的に接続し、操作・連携・入力作業が可能。例えばプラウザとExcelを連携させ、営業支援システムに入力されたデータを取得、その後Excelに最新テータを入力させるといった作業も自動で実行できる。0324時間365日稼働人間とは異なり、毎日決まった時間にデータを取得したり、社員退社後の夜遅い時間でも正確に決められた作業を実行することができる。以上のようにRPAはルール化された定型業務やパソコン上で完了する業務などが得意。社員はこれまで手入力で時間がかかっていた作業を素早く、正確に代行してもらい、短縮してできた時間を企画などのクリエイデイプな作業に充てられる。定型業務の効率化のほか、コスト削減、売上向上に繋けられるRPA。まずは現在の業務プロセスの見直し、業務量の洗い出しをしつつ、TENEZに相談を。TENEZのRPAソリューションを導入した、ベビー用品全般を扱う日本のメーカー「ピジョン株式会社」の中国現地法人「贝亲管理(上海)有限公司」の矢野亮董事長(写真右)と当社製品製造などを請け負う「贝亲母婴用品(上海)有限公司」の周劍峰総経理にRPA導入の理由や今後の展望を伺った。青浦工場に導入したRPA世界各国に展開するピジョングループでも有数の売り上げと利益を生み出す上海の青浦工場。商品製造だけでなく、プロダクトの開発部門も抱え、グループ内でも重要な工場の一つとなっている。青浦工場ではオフィス業務や全工程業務において、単純で反復的な多くのタスクに長時間かけているのにも関わらず、ミスやトラブル発生率が高かったため、21年にRPA導入に踏み切った。同工場の周総経理が実感したメリットは「ルーティンワークへの人員削減」「コスト削減」「販売時におけるエラーの削減」の3つ。「導入から数カ月後、弊社の購買部門に所属するバイヤー3人の仕事量を1人1日あたり約3時間も節約できるようになった。うち1人は1日最大8時間も節約できる時もあり、サプライヤー間の価格比較、市場調査や商談などさらに重要な仕事に時間を割くことができている」。また購買や財務担当者によるヒューマンエラーが多発していたが、新システム導入後のエラー率は「ほぼゼロ」だという。RPA導入時におけるパートナー選定の決め手は「技術、プロジェクトの経験の両面に長けていること」「日本の経営管理のバックグラウンドがあること」と周総経理。RPAシステムの実装後、業務への最適化や改善作業が必要な場合もスムーズに設定の移行が可能なため同社の管理システムにマッチしているとか。費用対効果が高く、コスト面でも満足度の高さがうかがえた。自動化でコスト削減工場の課題は年々高騰する「社員の給料」と「材料費」。「この2つの費用の割合が大きくなり、利益が取りにくくなってきた」と矢野董事長。これらを抑えるためにRPA以外にも工場の自動化を推進した。今まで人間が何十人も関わっていた哺乳瓶の組立を機械に任せて生産効率がアップ。工場内のあらゆる工程を数値化してさらなる効率化・コストダウンを目指し、ブラッシュアップを続けている。その結果、同工場はピジョングループの中でもファクトリーオートメーションおよびスマートファクトリー化が一番進んだ工場となった。矢野董事長は「IT化、デジタル化を進めていく中でいかに効率化できるか考える部分は人間の役割。機械と人間がうまく融合して答えを常に出していく。デジタル化により毎月、毎週、毎日という単位で工場効率化の答えを具体的に見つけることが可能になる」とし、自動化推進は「社員削減のためではなく、作業効率化でコスト削減のため」と強調している。
2022年08月30日
業務自動化サービスやロボットを設計・構築・運用する会社テネス(上海浦東新区、代表取締役社長:王 林路、以下テネス)は、情報セキュリティマネジメントシステム(InformationSecurityManagementSystem、以下ISMS)の国際規格である「ISO/IEC27001:2013」の認証を2022年8月22日付で取得いたしました。ISO/IEC27001は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格であり、企業活動全般において情報の機密性・完全性・可用性に関する組織運営が有効に行われていることを評価するものです。認証取得の背景「デジタル化・業務自動化・クラウド」という言葉に象徴されるように、企業においてITの優位性が強く認識されるようになり、ITサービスの利用は急速に進んでいます。その一方、データ消失や誤操作による情報漏えい等も発生しており、企業がITサービスを選定する際の目安となる認定へのニーズが高まっていました。テネス、これまでも第三者によるセキュリティ認証を重要視しており、各種認証取得に積極的に取り組んでまいりました。そしてこのたび、2022年08月22日付で『ISMSセキュリティ認証』を取得しました。認証概要登録組織:天陈科技(上海)有限公司(TenezTechnologiesCo.,Ltd.)登録範囲:Informationsecuritymanagementactivitiesrelatedtothedevelopment,operationandmaintenanceofcomputerapplicationsoftwareISMS発効日:2022年08月22日適用規格:GB/T22080-2016/ISO/IEC27001:2013登録番号:NOA2210260この認証取得により、当社はITサービス提供事業者としての更なる責任を持って、よりお客様に安心してサービスを活用していただけるよう、セキュリティ管理体制の向上と対策の強化に努めてまいります。また、事業の拡大に伴う人員の増加に対しても、情報セキュリティの運用・維持のために、従業員の「意識」と「知識」を高めていくことも継続して積極的に取り組んでまいります。当社の情報セキュリティ方針及びプライバシーポリシーについては以下をご参照ください。情報セキュリティ方針及びプライバシーポリシー
2022年05月17日
RPAの次に来る自動化のトレンドとして「ハイパーオートメーション」という概念への期待が高まっています。ハイパーオートメーションでは、複数のツールや技術を組み合わせることでRPAの機能を拡張し、自動化の対象領域が拡大できるようになります。Gartner社はハイパーオートメーションの中心となるテクノロジーを、AIとMLによるRPAの拡張としています。RPAとAIテクノロジーを組み合わせることで、オートメーションに新たな機能と柔軟性がもたらされ、以前は不可能だった、非構造化データの入力を必要とするドキュメント化されていないプロセスの自動化が可能になります。本セミナーでは、「業務デジタル化から業務自動化へ」をテーマに、日系企業のRPAxAI-OCRの活用に関する最新情報をご紹介します。開催概要■開催日時:2022年4月21日(木)CST15:00~16:30(JST16:00~17:30)■開催形式:オンラインストリーミング配信■定 員:1000名まで(事前申込制)■参加 費:無料■講演言語:中国語■主 催:テネス天陳■視聴対象:①総経理・副総経理もしくは企画管理部・財務部・IT部・購買部の方など②DXやRPAに取り組もうとされている責任者/ご担当者様 ③RPAロボットを運用している責任者/ご担当者様※本セミナーは視聴対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、視聴対象者以外の方や協賛企業と競合の方などお申込みはご遠慮いただいております。プログラム業務デジタル化から業務自動化へ~RPAxAI-OCR導入事例で解説~「ハイパーオートメーション」という概念への期待が高まっていますが、具体的にはどのように実現すれば良いでしょうか。また、日系企業の中国子会社のRPA導入状況はどこまで進んているか。中国現地はどの業務が自動化されているか。三井住友海上火災保険社からは、ハイパーオートメーションの導入事例について解説します。三井住友海上火災保険(中国)有限公司情報技術部総経理陳 婧上海財経大学金融学院を卒業,PMP資格、CISA資格。在任期間中、会社の数世代のコアシステムの建設、および情報システム全体の構築と再構築を担当した。DX技術を利用して業務効率化の改善を促進することに力を入れ、RPAロボットプロセスの自動化、ブロックチェーン、モバイルAI、データマイニングなどの技術を利用して企業の運営効率を高め、運営コストを下げることを目指す。システムアーキテクチャ、運営、保険業務プロセス、および財務業務を熟知し、業務アーキテクチャによってシステムアーキテクチャを構築する経験を持っている。視聴方法1.事前申し込み:下の申し込みボタンをクリックして、当日視聴ページを入る。即時申し込みボタンをクリックし情報を記入して提出してください。あるいはTENEZの公式アカウントをサブスクライブしてから申し込んでください。2.当日視聴方法:①PC側:申し込みページの右側に「申し込んだ」ボタンがあって、携帯番号を入力してから、視聴してください。②モバイル端末:TENEZの公式アカウントに入ってから視聴してください。
2021年12月10日
〜RPAロボットで勝ち抜くDX戦略〜 コロナウイルスは人、企業、産業、そして社会に大きな変化をもたらしました。何事も予測不可能で変化することが前提となる“VUCAの時代”に突入した今、あらゆる産業がDXを避けて通れないことは明らかです。 DXの取り組みの1つであるRPA促進という視点で、どこから手を付けていいか判らない。いったい何が自分達の会社ではできるのだろう?どのようにしたら人手の作業を削減していけるのだろう?RPAを導入したいけど、どの部署や業務プロセスから着手できるのだろう、RPAロボットをどううまく運用できるのだろうと思われている方もいるかと思います。 本フォーラムでは、「RPAロボットで勝ち抜くDX戦略」をテーマに、DXのロードマップや、中国のデジタル経済の現状、RPA製品の仕組み、RPA案件の導入と運用、デジタル時代中国個人情報保護法のポイント解説などの観点で、導入事例や、DX の専門家、当社の最新ソリューションなど、RPA活用に関する最新情報をご紹介します。 ▼【開催概要】 ■開催日時:2021年12月17日(金)CST14:00~17:30(13:30開場) JST15:00~18:30(14:30開場) ■場 所:上海虹桥美爵ホテル及びオンライン会議 ■定 員:ホテル90名まで・オンライン300名まで(事前申込制) ■参加 費:無料 ■講演言語:日本語(PPT:日本語・中国語) ■主 催:テネス天陳 ■共 催:NTTアドバンステクノロジ株式会社・大成律師事務所 ■後 援:日中文化経済交流会(和華人会)・(社)日中一帯一路文化経済交流機構 ■学術支援:復旦大学起業与起業投資研究センター ■参加方法:オフライン:ホテルにて参加(景品あり) オンライン:ZOOMとテンセント会議にて参加 ■対 象:①総経理・副総経理もしくは企画管理部・財務部・IT部・購買部の管理職の方など ②DXやRPAに取り組もうとされている責任者/ご担当者様 ③RPAロボットを運用している責任者/ご担当者様 ▼【プログラム】 ■13:30~13:55【受付】 ■13:55~14:00【プログラムの説明】 ■14:00-14:10【ご挨拶】 日中文化経済交流会(和華人会)会長 竹内伸一氏 ■14:10-14:40【基調講演】 デジタル経済の挑戦とDXの進め方 復旦大学管理学部教授 宁 钟 氏 ■14:40-15:10【セッション①】 中国のデジタル経済の現状 テネス 総経理 王 林路 氏 ■15:10-15:40【セッション②】 Winactorの紹介と今後の中国での展開について NTTアドバンステクノロジ株式会社 グローバル事業本部 グローバルソリューションビジネスユニット 主任 安谷屋 深志 氏 ■15:40-15:50【休憩】 ■15:50-16:20【セッション③】 RPA導入プロジェクト成功の秘訣とその後の最適なRPA運用手法とは! テネス営業部 シニアコンサルタント 张 子薇氏 ■16:20-16:50【セッション④】 中国個人情報保護法のポイント解説―日系企業の留意点― 大成律師事務所シニア・パートナー 戴暁龍氏 ■16:50-17:20【セッション⑤】 毎日数百枚の発注表のシステムへの自動登録ロボットとは? テネスRPA部 副部長 杜腾蛟氏 ■17:20-17:30【最後】 アンケート、個別Q&A ▼【お申込み方法】 【お申込みフォームURL】:http://teneztech.mikecrm.com/KSAD3GQ 【メールでの場合】 お申込みフォームが機能しない場合は、件名を「セミナー参加希望」とし、「氏名(ふりがな)」「所属企業」「役職」「メールアドレス」「本セミナーを知ったきっかけ」を明記の上、seminar@itenez.comまでご連絡お願い申し上げます。 ■ご記入いただきました個人情報は、製品の情報提供、テネスが主催するセミナー・イベント情報などを提供する場合に利用させて頂きます。 ■これらの個人情報は、個人情報保護管理者が適切な安全管理のもと管理しております。 ■原則としてお客様の同意なく第三者へ開示・提供は致しません。 ■お客様が弊社へ個人情報を提供することは任意です。提供されない場合には、今回のサービスが受けられなくなる場合があります。 ■同業者等ご参加をお断りさせていただく場合がございます。 ▼【お問い合わせ】 ご内容についてご質問がございましたら、下記までご遠慮なくお問い合わせください。 ■電話番号:+86021-5080-5898 ■E-MAIL:seminar@itenez.com ■HP:http://www.itenez.com/jp.html 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 上記についてのご要望やご質問はお気軽にお問い合わせください。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。